伊豆旅行はクロスバイクだ！（2日目・前編） - 近場？辺境？どこ行こう日記

サイクルスポーツセンターに行きますよ！

おはようございます。伊豆旅行二日目の今日は、サイクルスポーツセンター（以下、CSC）からの西伊豆スカイラインとなっておりますフゥ～～～↑ ↑ 部屋から外を見ると、驚きの快晴、快晴！！！えっ、天気悪いんじゃなかったんですか…。予報さんしっかりしてください。今回持ってきたウェアは裏起毛インナーばっかりで、薄手インナーがない…！！

…今日は上下共にインナー無しで走るか…。日焼け止め塗りたくろう…。このホテル、朝食無料サービスをしているので食べに行きます。ローディーは朝から食欲がある。カレーあったからカレーにした。カレーはいつ食べても美味しいから好き。いつものようにちょっと食べ過ぎたな感を抱えながら、ウェアに着替えて輪行袋と共に外に出る。

えっ、風がめっちゃ強くないですか？！倒れる！自転車が倒れる！！わちゃわちゃしながら組み立て成功。みかんさんが輪行袋をホテルに置いてくることに。壁に立てかけてるから、倒れないだろうとタカをくくってたら、ガショーン。…oh…。自分のならまだしもみかんさんのDE ROSAが倒れるとは…。自転車の番も出来ないとか、一体何が出来るんだこいつ。何も任せられない…。

よ「風でDE ROSA倒れちゃった…ごめんぬ」
み「マジか」
よ「ディレイラーとプーリーをチラッと見たけど、多分曲がってない」
み「そうか」
よ「ちゃんと見てなくてごめんね」
み「まあ、無事っぽいしいいよ」

まじすまねえ…。次からは壁に立てかけるだけでなく、手でもちゃんと押さえとこう。そうしよう。組み立て完了！さて、CSCに向かいますよ！！

よ「私が前を引くぞーーー」
み「おっいいねいいね」

ルートをちらちら見ながら出発！今日はこれずっと強風な予感やわ。そして今日も太陽光が目に突き刺さってくるね…！！ん～、常時アイウェアかけないと危ない気がしてきたぞ。コンタクトめんどいとか言ってる場合じゃないか。最近ドライアイが深刻だからコンタクトするとどうなっちゃうのか心配だけど…。

チョイスした道幅が狭くて、ドキドキしながら走ることに。海沿いで風が強い＋トラックが隣を通って風が吹きすさぶ＝コッワという図式。でも、引いていくからね私プレゼンツよ。ん、真っ直ぐ進めない道が出てきてしまった。でも、ここ真っ直ぐ行かないとCSCにたどり着けない気がする。

あっCSCの看板があるじゃ～～ん。近くの歩道から対岸に渡りますか。いや～あれだよね。ちょいちょい上り坂が突然出てくるよねマジで。しかもそれなりの斜度（体感）。結構くねくねしてるから見える道までがんばっても、はいおかわりあるよ～って感じで精神的にめっちゃ疲れる。ぐいぐい森の中を進んで行きます。森だから日陰があって涼しいわ～助かる～～。

じわじわ腰が痛んでくる。まだ終わらないのかこの上り坂～～。あ～さらに斜度がきつくなって…。歩きマース。右腰から警報が鳴りそうです。

よ「しんど～～」
み「短い間隔で止まられると精神的にクル」
よ「ほんとに。ごめんね」
み「長い時間休憩した方がまだ良い」
よ「どれだけ休んでも疲れるまでの時間は一緒だから、あまり気にならないや」
み「まじか」

左手にホテルっぽいもの、右手に温水プール的な施設を見ながら、ウオオ…ウオオ…と漏らしながら上る。CSCはよ…。もうしんどいよ…。ホテル地帯を抜けて、おそらく最後のCSCまでの道が見えた…？！なんやこの上り…！！！大涌谷のラストよりきついんじゃないのこれえ～～～。旅行中何度目かの心折れ。

みかんさんは、上るよね…。みかんさんが上り坂を押して歩いてるのみたことないな。つよいな。同じくらい強くなればまた違う景色が見えるのかもしれないな。

み「先行ってるよ」
よ「いってらっしゃあ～い」

賢者モードでどろどろ歩く。足が～疲れとる～～完全に昨日の疲労が残ってますよこれ。

CSCに到着！

ヒィヒィ言いながらCSC入り口に到着。みかんさんも疲れた顔しとるで。

よ「坂がきつすぎる」
み「やばかった」

CSC施設の入り口を探しにつらーっと走る。結構車があるな～みんな走りに来てんの？！マジで？！いや、アトラクション施設が併設されてるとか書いてた気がするから、そっちでしょ多分。入り口に到着！したけど、ここから入っていいのかな…？完全に遊園地の入り口だけど…。窓口のお姉さんに聞いてみることに。

よ「あのー自転車持込でサイクルコース走りたいんですけど」
店「はい、こちらで大丈夫ですよ。こちらの地図に沿って歩いて行ってください」
よ「ありがとうございます」
よ「こっちやってよ～」
み「行くか」

2人分の入場料と自転車持ち込み料を支払って園内に侵入。ジェットコースターやら長い滑り台やらコーヒーカップやら、小さめの遊園地って感じだ。それらを横目にどんどん奥に進んでいき、それっぽい施設まで到着！受付を済ませて、リュックをロッカーに預けて、CSCコースに乗り入れやで～～。

1周目！

コースが広い！！ なにこれめっちゃ広い！！荒川とかパレサイとか目じゃないくらい広い！！！そしてあまり走ってる人もいない！！あ～～これだよ私が欲しかった道は～～。これなら人を気にせず走りたいだけ走れるジャン！さ～楽しみだ～～。

ふと、顔を上げると、え？なんかすごいところに上り坂あるけど、アレ上るの…？？…見なかったことにして、5kmコース走りマース！初っ端から下り坂。ってこれ結構急じゃないですかね…？！おおう…！！ゆっくり行こう…！！センターのお兄さんも「カラーコーンがあるところは減速してくださいね」って言ってたし、安全に行こう安全に…。

そして、上り坂…！下れば上るわなそりゃ。いや、というかさ。普通にしんどくないか…？これ、「わーい弱ペダの聖地だ～」ってファッショナブルに来たら完全に心折られるヤツでしょ。

よ「キツクナ～い？」
み「そだね～」

あ～上るねぇ…！！だが押して歩くのは避けたい…！乙女ギアで耐え忍ぶ…！だんだんと乙女ギアの使い方がわかってきた気がする。くるくる回していると最初は全く進まない上に、足だけシャカシャカするからしんどいと思ってたけど、だんだん足が馴染んできて辛さが減っていく。ペダルと足が一体化している感じがする。これが、歩く速度でくるくるするってことなのか…？

また下ったりなんだりして、坂道さんと真波くんが休憩した小屋に到着！！

休憩！休憩しないとしにますよ！！太陽も真上になり、全身を満遍なく焼いていく。頭がオーバーヒートしそうなので水をしこたまかける。キモティー。小屋の中は、昔はお食事処かお土産処だったような店構え。ここにあっても、あまり売り上げはなさそうや…。というかお金持ってくるべきだったなコレは…！

ちょっと水だけじゃしんどいわこれ。一周したらお金持ってこよ…。十分休憩したので再出発。ファ～～最後の上りがきつすぎる…！！！なんだこれはしぬ！！腰が！！

よ「降りまーす」
み「まじか…ｗ」
よ「銀杏がくさいよ～～」
み「がんばれｗ」

がんばって歩いて、最後の下り。あ～ここは、弱ペダの1,2年生がめっちゃ勝負してたとこじゃん～～。えぐい上りからのえぐい下り…！！！彼らはここでペダル回してたよな…怖くないのか…。アスリートかよ…アスリートでいいのか…高校生アスリート。道が広いし他に人もいなかったから、ブレーキもかけずにサーッと降りた。

感想は、このコースを1日50周は無理だね…！！やはり弱ペダはファンタジーやったんや…。あの世界だと弱めに設定されている杉元君だけど4日で160周走ってるもんね。十分つよいよね…！！一般人最強的なポジションで売っていけるよ杉本君。一般人から見たら十二分に経験者だけど、経験者から見たら一般人な杉元君。がんばれ。

2周目！

一度ロッカーに戻って、1,000札一枚を背中ポケットに突っ込んできた。これでスポドリ飲み放題ですわってことで、2周目行くどー。広いから下りカーブの練習が出来るんだよね。すごい助かる。実際の車道で全てを生かすのは難しいけど、下りカーブが上手くいったという経験が欲しい。先ほど閃いた「乙女ギアとことこ走法」を駆使して、本日二度目の小屋に到着。

小屋手前の上り坂で、少年がチェーントラブルで動けなくなってたな。上ってる時は必死だったからスルーしたけど、上り切ったので助けに行こう。親の姿が見当たらなかったけど、先に行ってしまったんだろうか。それとも一人？いやこのコースを小学校低学年が一人はヤベーだろ。

気になったので降りていくとチェーンが直ったようで、押して歩いてきていた。君、つよいな…！小屋の先のほうから、父親らしき人物が降りてきた。心配になったのかもしれんけど、もっと早めに来て上げても良かったのではなかろうか。

二人を見送って、我々はもう少し休憩。って、さっき来た時にあった水溜りがもう乾いとる…！どんだけ日向のコンクリート暑いんだよ…！！確かにめっちゃ暑いわ！！さて、休憩を堪能したので先ほど降りた銀杏地帯をとことこ行きますよ…！！…あ～やっぱキツいっす！でも、さっきよりは踏めてるぞ…！！がんばれ私…！！……登頂成功ヤッター！ハハ、ハハハハやれば出来るんですよぉー！！

ウキウキ気分でダウンヒル。カーブも練習して～、アウトインアウトを意識して～、でも上手く出来なくて～～。やっぱり減速が足りないんだろうな。もっと前からじわじわブレーキかけていいのかしら。次の周回で試してみよう。 2周目無事終了！さて、マネーでスポドリを買うよ～。……おや、ないよ…？背中ポケットに入れた1,000円札がないよ。まじか落としたか。強風で吹き飛ばされたというのか…。

よ「1,000円落とした」
み「まじか…ｗｗ」

体が渇いて死にそうなのでまたロッカーに戻ってお金を持ってくることに。今度は小銭を持っていくことにした。今思えば電子マネーで良かった気がするけど、コース内にある自動販売機が対応してたか覚えてない。スポドリ休憩しつつ、西伊豆スカイラインの話に移行。

み「ここで遊んで帰るか」
よ「それ思ってた。今からスカイラインはやばそう」
み「思ったよりへビーなコースだったからなあｗ予定では軽く2,3周してスカイラインの予定だったｗ」
よ「人外ペダルの凄さを堪能する一日やで」

3周目！

もうちょっと下りカーブを練習したいので、3周目行くどー。ブレーキを意識して下りカーブをこなしていく。一番最初と比べてだいぶ上達してきたのではなかろうか？問題はこの感覚をいつまで覚えていられるかってことだけど。今は楽しいからいいか～～アハハ。また誰一人いないコースを二人で走る。

ラストの上り坂を上っている時に、じわじわと左股関節の付け根が痛くなってきた。回す動作をするとミリッとなる。…これは筋肉が千切れたのだろうか。恐ろしい…。降りて少し休憩をすれば治るかな～なんて気軽なことを考えながらだらだらと長めに休む。痛みはあんまり引かない。む～ん。

そろそろ帰るか…

み「ホテルまで帰るから、今日はここまでにした方がいい気がする」
よ「ん～たしかにそうかもな～」

小中高の女の子三人が5キロコースに吸い込まれていくのを見送って、帰ることに。あの激坂を下るのか…。路面がちょっと荒れてて怖いんだよなあ。お土産コーナーらしきところに向かってみる。…プリキュアショーがやっていた。幼女がノリノリで踊っている。プリキュアすごい。施設の外では、売り出し中のアイドルが歌っている。観客はまばらで、音響がカラオケレベルだった。いい歌かもしれないのに、風で歌もうまく聞き取れない。心の中でエールを送る。

せっかくCSCに来たんだからなんかお土産でも～と物色するも、特に欲しいものがない。うろちょろしていると、運命的な出会いを果たす。それがコイツ。