近場?辺境?どこ行こう日記

縮めてチヘド日記

伊豆旅行はクロスバイクだ!(3日目)

もう最終日か…

あっという間に3日目。天気は快晴。嬉しいけど、服装が厚手ばっかりだぜぇ~~。そして足が完全に疲れきっとる…!!!これは自走無理ちゃうん~~。

よ「自走で帰るの厳しそうっす」
み「それな
よ「来た時と同じく小田原から輪行でかえろ~」
み「そうするか~~」

普通の緑茶

ぬまっちゃ買ってた

だが、小田原駅に行くということは、また箱根を登るということだ。足がしんどいわ~つってる癖にアホかな?なんとかなるさ多分多分。ホテルのチェックアウトを済ませ、チャリを組み立てていざ小田原に向けて出発~~。あ~~天気が良すぎだよコレ~~気持ちE~~。サイクリングロードがあれば、めちゃのんびり走って草がキレイ、川がキレイ、アハハウフフ状態になってたな。現実は車道をがしがし漕いでいくのである。

お昼ご飯はSUSHI

そこそこ走って、そろそろ山登りの気配を感じたので、昼食をとることに。ちょうど、進行方向にかっぱ寿司があるじゃないですか。侵入じゃ~~い。かっぱ寿司に入るのは初めてだったかな?確か注文すると新幹線が運んでくれるんだっけか。早速、エンガワを注文!…お~来た来た。新幹線的に3皿までしか乗らんのね。一通り食べて、お手洗いへすっとこ。

お寿司♪お寿司♪

…?!

トイレに入ると謎の洗脳ソングが流れていた「お寿司♪お寿司♪~」「サーモン♪サーモン♪~」なんだこれは…耳に残る…。サビっぽいのも流れていたけど、この部分のフレーズが扉を開けた途端、耳に入ってきたからこびりついてしまった。かっぱ寿司恐ろしい…。

よ「トイレで洗脳ソング流れてたから気をつけて」
み「なんだそれw」

み「流れてなかったよ」
よ「ばんなそかな

私の心にのみ刻まれた洗脳ソング。未だにふと頭を駆け巡る

水が澄んでて綺麗だったわ~

どこかの川

1日目のルートを逆走だぞい

さて、1日目に爽快に下ってきた道を、上りますよ…!!足が疲労していて、上りの速度があまり出ないかも。ということで歩道をチョイスしたんだけど、まさかの石畳。すっごく走りにくいよ…!!

よ「これ駄目ですわあ。車道をがんばって走ろうよ」
み「いや、きっとすぐ終わる…!」
よ「そうかなあ」

がたがた走る。…終わらん、終わらんぞ…!!なんで石畳にしたの…。オシャレか、オシャレなのか。10分くらいケツプルと戦いながら突破。振動でさらに足が削られたりしたけど、それはまあ未来の私がんばれ。

いよいよ本番の上り坂。 ええ~?ほんとにここ上るんですか~~?というか来た時こんな道通ったんか~~?急いでたから全然覚えてないや。なんてもちゃもちゃ言いながら、上り開始。もちろん歩道ですよ!ヒーコラ言いながら攻略していると、1人のローディーがスーッと上っていった。つよい。装備が軽い感じだったから、近所に住んでてトレーニングでもしてるのかしら。つよい。沼津に住んだら坂道に強くなるんじゃないのか。

そして、私。もうほんとしんどくて、鬼の形相を習得してしまった。鬼と言っても、新開さん的な舌出しバージョンじゃなくて、般若顔みたいな感じ。この顔じゃないとしんどさ を誤魔化して上れないよ…!とことこ走法も使ってるけどしんどいしんどい。

み「よしこさんだいじょぶ?」
よ「鬼の形相ですよ」
み「笑顔にも見える…w
よ「まぁじ」
み「歯が見えてるから、こうめっちゃニッコリしてる感じ…w
よ「坂道君も実はめっちゃしんどくて鬼の形相になってるだけなんじゃないのか」
み「どうだろw」

ア~ファ~言いながら、1日目に見たキラキラ景色の所まで来た。つまり1日目と同じ時間にここにいるということ。多分14時15時くらいだったかな? …おっそ!これで自走ルートだったら完全に日付変わりますやん。

旧街道と本街道の分かれ道みたいなところに来た。看板が自転車は旧街道行けよって指示してきたから、それに従う。行きもこっちから来たよね。上る上る~。ちょっと休憩、そしてスポドリが無くなり、水分もあとちょっとになってしまった。ちゃんと山越え出来るのかしら

だらだらしてると、上の方からミニベロが2台降りてきた。…ミニベロ…?!この坂道を …?!乗ってる人は2人とも5,60代くらい?で、すっげえ笑顔だった。初めて孫を抱いたおじいちゃんってあんな顔しそう。休憩も取ったし、そろそろ行きますか。七曲ですか!?小田原までのルートを再度確認すると、七曲コースかそれ以外のコースが選べた。

七曲りを下る…?!

よ「それ以外コーーーーース!
み「でもICっぽいねこれ」
よ「アアーーーーーーー

七曲りを下ることに。おいおいまじか、ま じ か 。仕方ない、そこを通らないと帰れないなら、私はやりますよ。スーパー安全運転でな…!!車の邪魔にならないようにな!!どきどきしながら、着いてしまった七曲り。な に こ の ヘ ア ピ ン カ ー ブ 。 急 な 下 り 。 いや、愚痴愚痴言わないって決めたんじゃい。安全運転で行くよ!!

…おおう、道があまり良くないね…!それに赤い線が盛り上がってるからがたがたしよる。自動車用のアッピルなのはわかるけど、これ結構こわいんだよね…。ヘアピンカーブが見えるたびに、ほぼ一時停止してるような速度で曲がっていく。

ということは、じわじわ後ろに車が溜まってくる訳ですね。そこで微かな直線で左隅に止まり、自動車の方に抜いてもらう ことにした。テールライトもぴかぴかさせといたから、ここにチャリがいるってわかってくれるはず。何台か流れて渋滞も解消されたところで再開 ~。先に行ってたみかんさんと合流。

よ「事なきを得た」
み「よかったよかった」

そこから緩くなったとはいえ下りが続く。道が狭くてまた渋滞を引き起こしかねない…!でも前を行く軽自動車がすこぶる安全運転なので、私は悪くない。運転してる人は私と同じようなびびりなのかもしれない。初心者マーク付いてないから下りが嫌いなのかもね。わかるわかる。

おみや:寄木細工とバームクーヘン

ちょっとした集落コーナーに入り、寄木細工の店を発見!1日目に違うところで発見したけど、その時はやってなかったからスルーしたんだよね。その時の寄木欲をここで開放するっ!寄木細工の店だ!お邪魔しマース。なんて静かな店内。おば様店員が一人と、作業中っぽいおじ様が一人。

見渡すと、天井以外全て寄木細工の何かが展示されてるわ。よく見かける、というか寄木細工と言えば真っ先に思い浮かぶ仕掛け箱を発見。早速開けようとトライしてみるも、無理。壊しそうだからすぐ元に戻した。

他には細工柄のコースター、箱ティッシュケース、お盆、花瓶、財布、などなど、なんかたくさんあった。ペンダントとか箸とかもあったかな?あと、寄木柄の日本画みたなのも壁にかかってたな。柄として見れば何にでも応用可能な寄木カラーすごい便利

リュックのスペース や、家の広さを考慮するとそこまで大きいものは買えないので、小さめのキーホルダーに狙いを定めた。お守りと一緒に自転車にくくりつけてやろう。さて、何が良いかしら。…干支シリーズがある…!ん~でも、折角自転車に付けるなら、鈴が欲しいな~。走ってる時に音が鳴るのいいよね ~。お守りに付いてるけど、鈴が増えて悪いことはないからね。

というわけで鈴が付いてるキーホルダーを物色。発見なり。色々あったけど、一番最初に目に付いた打ち出の小槌を入手。みかんさんは招き猫ニャンスニャンス。 ええやん~。 小田原はまだまだ先なので、ペダルを踏み踏み。

み「良さそうな店がある!」
よ「ほ~?寄ってくか!」
み「ヒョ~↑↑」

なんかオシャレな外観!薄茶色っぽい壁で、ドアは特にないのかな?暖簾で外と中を仕切ってる漢字だ。外も薄暗くなってきてる中、ほんやりと柔らかい明かりが店内から漏れてきてるじゃないの~。

店の上に木製の櫓みたいなの建ってるし、こんな平和そうな温泉街なのに攻められることを想定しているのか…。危機意識が高い。櫓に登れるかは聞かなかった。そこまでのんびりしてられる時間じゃないしね。

ルッカの森

ここでござる~。焼きモンブランと沖縄黒糖ハードバウム(ハーフ)を入手!フッフフ、家で食べるのが楽しみじゃ。さてー、はよう小田原に着かないと真っ暗になってしまうぞ。

ま、Volt1700とかいうスーパー懐中電灯があるから、そこまで心配してないんですけどね。1700と比べると私のライトがしょぼく見える不具合…!広範囲じゃなくて、スポット的に照らすから余計、小さめに見えるのが欠点ですね。

小田原に帰ってきたぞい

ちょろちょろ走っていると、だいぶ市街地の雰囲気になってきた。そろそろ駅に着きそうだ。小田原駅にただいま~よっしゃっしゃ着いたぞ~。さくさく輪行準備じゃあ。…あ~やっぱ重たいですよ自転車~~。肩がもげる~~。えいしゃこらしてホームに潜入。電車の先頭に乗り込んで、秘儀・輪行袋の肩紐を運転手側の手すりに括り付ける戦法。コレにより、2人とも椅子に座ることが出来るのだ。もちろんちらちら確認したり、人が来たらすぐさま自転車の方に向かいますよ。

だが、すぐうつらし始めるワタクシ。ぼんやりした頭で今日一日を振り返る。…降りて自転車押さないでがんばって走ったよな~エライエライ。……いや?何回も足付いたし何回も押したよね…?記憶の捏造は止めていただきたい。

よ「今日を振り返ってたんだけどさ」
み「うん」
よ「足付いてないことになってた」
み「終われば良いことが前面に押されるからね~がんばってたところがクローズアップされたんでしょう」
よ「そういうもんかzzz」
み「よしこさん」
よ「ウェイ」
み「行きと同じ駅で乗り換えすると、時間的に人がたくさんいて危ないから少し離れたところで降りて自転車で帰ろう」
よ「ウェイ」

自宅まで少しだけ自走~

適当な駅で降車して組み立てる場所を探す。同時に降りたローディー先輩がいたので、勝手に付いて行くことに。すぐ広めの場所があったので組み立て組み立て。だいぶ手馴れたもんですな。さて、家に行くどー。からの着いた!!あ~見慣れた景色がどんどん近づいてくると安心するわよね ~。

うむ、濃くも短い3日間だった。意外とクロスバイクでも行けるんやねえ。そこに驚きですわ。ま、速度はあまり出ないからそこまで推奨出来ないけれど。スプロケとか変えればなんとかなんのかな? ま、壮大で前々から楽しみにしていた旅は今回で一区切り!これからも行きたい場所はまだまだあるから、これからも自転車ライフは続くんじゃ。